三鈷杵 さんこしょ

工芸 / 奈良県 

平安時代 12世紀
銅製 鋳造 鍍金 鬼目式
長15.9
1口

 鋳造の際の鬆(す)が多いため金肌のやつれが目立つ作品であるが、鬼目に俵形の刻みをつけ、素弁の蓮弁帯は内側を短く外側を大きくつくり、鈷部は脇鈷の張りが上部で屈曲するなど、その形式は古様である。日光・男体山出土の三鈷杵や京都・曼殊院の三鈷杵など、通形の三鈷杵中で古い一群に属する作品に近い。平安後期もあまり下らないであろう。

奈良国立博物館の名宝─一世紀の軌跡. 奈良国立博物館, 1997, p.289, no.55.

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