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絹本著色天台大師像

けんぽんちゃくしょくてんだいたいしぞう

概要

絹本著色天台大師像

けんぽんちゃくしょくてんだいたいしぞう

日本画 / 室町 / 中部

不明

室町中期/室町時代

掛幅、絹本著色。禅鎮を載せた頭巾をつけ、曲ろくの上に禅定印を結んで瞑目する坐像の一般的な形式をとります。衣の団花文・曲ろくなどは金泥で描き、袈裟は朽木文を彩色豪華に描かれています。前面に沓と水瓶を置き、水瓶は表箔としています。その定型化する画様や画絹から室町時代の作と考えられます。
一部の絹が剥落し後世に補った彩色部分がありますが、当初の鮮明な彩色をうかがうことができます。相対的に絵具や画絹の剥落は少なく、また市内には中世の遺品が少ない貴重な画像といえます。

縦74.9㎝、横38.6㎝

1幅

小浜市指定
指定年月日:20110418

有形文化財(美術工芸品)

明応元年(1492)創建の天台真盛宗極楽寺に伝来。

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キーワード

真盛 / / ちゃくし / けんぽん

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