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線彫一石六地蔵尊像

せんぼりいっせきろくじぞうそんぞう

概要

線彫一石六地蔵尊像

せんぼりいっせきろくじぞうそんぞう

石像 / 江戸 / 中部 / 長野県

不明

長野県

江戸時代中期

自然石に線彫り

像高82.0cm、幅60.0cm

1基

松本市波田6011

松本市指定
指定年月日:20110322

盛泉寺

有形文化財(美術工芸品)

盛泉寺山門前に建ち、享保18年(1733)の造立銘をもつ六地蔵尊の中央に置かれていることから、ほぼその頃の造立かと思われる。大きな自然石に、横一列にそれぞれチューリップのような蓮弁上に、線彫りで6体の地蔵尊が並べて刻んであり、頭上に「佛・法・僧」の三文字を彫りこんである。六地蔵はいずれも口を開き、念仏か御詠歌を唱えているようで、稚拙な表現が、何ともいえない素朴な味を見る人に与える。拓本の好対象として広く知られており、パリで開かれた展覧会にも出品され、注目を浴びている。

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キーワード

六地蔵 / / 地蔵 / 尊像

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