史跡岐阜城跡(織田信長居館跡)出土金箔飾り瓦 しせきぎふじょうあと(おだのぶながきょかんあと)しゅつどきんぱくがわら

その他 / 安土・桃山 / 中部 

不詳
岐阜県
戦国時代/16世紀後半
 出土した金箔瓦は数点あり、いずれも方形の飾り瓦であったと考えられる。そのなかでほぼ全体像を復元できたのは2点である。1点は一辺約28cm、厚さ3cmを測り、20弁の菊紋を中央に配し…
1括
岐阜県岐阜市大宮町2丁目18番地1
岐阜市指定
指定年月日:20131106
岐阜市
有形文化財(美術工芸品)

 これまで城郭における金箔瓦の導入は天正4年の織田信長による安土城と考えられていた。しかし、今回の飾り瓦の出土によってその導入が岐阜城であることが確認された意義は大きい。
 永禄10年に築城された岐阜城では、山麓部の虎口や居館部では巨石を用いた石垣が検出されており、小牧山城からの系譜が確認される。一方で長辺1m程度の石材を積み上げる石垣が岐阜城から出現する。瓦に関しては従来用いられていたことが確認されていたが、今回の金箔瓦の出土によって金箔瓦も岐阜城から導入されたことが明らかとなった。その金箔瓦の使用については、現在のところ棟を飾る瓦に限定して用いていたようである。それまでの城郭建築には認められない棟を金箔飾り瓦で飾るという新しい城郭建築が岐阜城に出現した。
 さらに天正4年に築かれた安土城では城域全体が高石垣で築かれ、金箔瓦は鯱という道具瓦はもちろん軒先丸瓦、軒先平瓦までにおよぶようになる。
 このように3つの信長の城の発掘調査成果を分析すると、そこには見事な発展経過の存在することが明らかとなった

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