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板彫仁王像

いたぼりにおうぞう

概要

板彫仁王像

いたぼりにおうぞう

木像 / 江戸 / 東北

後藤 正吉

江戸後期/1841

木造、寄木造り、彩色仕上げ、厚み4~8㎝程度の板材から薄肉に彫り出す。頭部幹部を通じ足枘に至るまで、二つの板材を左右に矧いでつくり、部位によっては各々板材を矧ぎ重ねる。面部材眼部を刳り抜き、体幹部材眼部に当て木を施す。台座は木造、素木仕上げであり、板材を箱状に組み、天面足枘孔付近に小石を別材で矧ぎ寄せる。阿形像、吽形像で一対とし、それぞれ双髻を結い、上半身裸形、下半身に裳を着ける。台座は上面に小石を配した方座とする。

【阿形像】像高(枘含む)187.3㎝最大幅96.5㎝最大奥8.5㎝、枘(長)9.7㎝(幅)10.2㎝   台座:(高)17.3㎝(幅)88.5㎝(奥)40.7㎝                  【吽形像】像高(枘含む)185.2㎝最大幅89.5㎝最大奥6.5㎝、枘(長)10.3㎝(幅)8.0㎝部材幅31.0㎝  台座:(高)17.3㎝(幅)88.5㎝(奥)40.7㎝

2躯

庄内町指定
指定年月日:20130723

有形文化財(美術工芸品)

不詳

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キーワード

矧ぐ / / /

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