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スタンホープ印刷機

すたんほーぷいんさつき

概要

スタンホープ印刷機

すたんほーぷいんさつき

江戸 / ヨーロッパ

江戸/19世紀

総鉄製活版印刷機

1680×1100×1470

1台

独立行政法人国立印刷局

江戸時代末期の1850年、長崎のオランダ商館長から将軍徳川家慶(いえよし)に贈呈され、蕃書調所で洋書の印刷に使用されたと伝えられる。近代印刷技術の日本への到来を象徴する遺物である。平圧式、総鉄製。活版印刷に使用され、1時間に200~300枚の印刷が可能であった。同型の印刷機は、英国のロンドン・タイムズで新聞の印刷にも使用された。

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