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豊臣期金箔押菊文大飾瓦

とよとみききんぱくおしきくもんだいかざりがわら

概要

豊臣期金箔押菊文大飾瓦

とよとみききんぱくおしきくもんだいかざりがわら

土器・土製品類 / 安土・桃山 / 近畿 / 大阪府

大阪府

安土・桃山/16世紀末

直径45㎝と巨大な菊文の飾瓦である。昭和29年(1954)の大阪合同庁舎第1号館の基礎工事中に採集され、大阪城天守閣が保管したことがきっかけで同館の所蔵資料となった。円形板状の瓦の表面いっぱいに12弁の重菊文を表している。花弁の合間に9箇所の釘孔がある。一部にわずかな欠損があるがほぼ完形であり、金箔も広い範囲で残存している。数箇所に笵傷が認められ、京都市伏見城跡で採集された金箔のない大飾瓦(大阪城天守閣寄託資料)と同笵である。裏面には断面円形の粘土棒を半環状に取り付けた把手がある。

1点

大阪府大阪市中央区大手前1-5(出土地)

大阪市指定
指定年月日:20150306

大阪市

有形文化財(美術工芸品)

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キーワード

金箔 / / 大阪 / 出土

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