二宮神社 本殿 にのみやじんじゃ ほんでん

建造物 / 室町 / 九州 

熊本県
室町時代末期/永禄年中(1558~1569)
一間社流造、流し板葺、自然石の礎石
梁間1.379m、桁行1.227m、高さ5.3.5m
1棟
錦町大字木上東字神倉81番地
錦町指定
指定年月日:20160301
有形文化財(建造物)

床下は八角形の断面である。足固貫・切目長押・内法長押・頭貫で固める。本殿の柱と庇柱を繋ぐ繋虹梁は、頭貫の位置から水平に伸びて庇柱の上の大斗に達する。繋梁の本殿側は。その横に取り付いている木鼻と同様の形を造りだす。正面は二軒、背面は一軒で、正面の地垂木と後方の垂木には反りがある。正面の飛檐垂木は棒垂木で、明らかな後補である。
 内部は、側面および背面を横板壁(樋部倉矧)とし、前面に両開き板扉を付けて囲った一室で、奥行の浅い神棚を造る。板扉は上下の長押に軸受穴を開けて取り付けるが、内法長押の穴は上部まで貫通している。天井は張らず、小屋組が露出する。組物は連三斗、木鼻は、鳥の嘴のように先をとがらせた形状で、山田大王神社(天文15年(1546))等のような、この地方の中世神社建築の特色をもつ。渦は一巻で彫りは浅い。本殿の柱上の大斗上には鯖尾がぬられる。妻飾は豕又首で、反りのきつい破風を一木で造り、拝みを猪の目懸魚で飾る。床板は厚く、床板が載る当たりの部分だけ平滑に加工している

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