中原遺跡出土木簡と土師器相模型模倣杯 なかばるいせきしゅつどもっかんとはじきさがみがたもほうつき

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木簡・木製品類 / 奈良 / 九州 

佐賀県
奈良時代/766年~795年の間
8号木簡は、残存長27.0cm、幅3.5cm、厚さ0.4cm であり、両端や側辺を一部 欠損するが、ほぼ原形である。木簡には上下を異にした二つの文書が重なって記される。土師器杯は、口径14.3cm、器高…
5点
神埼市神埼町鶴3658-2
佐賀県指定
指定年月日:20180413
有形文化財(美術工芸品)

木簡の年代は、二次文書の延暦8年(789) があるが、これは天平宝字3年(759)に「君」から「公」に改められた「日下部公」の表記が見えることとも矛盾しない。一方、一次文書に記された東国防人は天平宝字元年(757)に停止され、天平神護2年(766)に復活(筑紫留まっていた旧東国防人の徴発)、その後 、延暦14年(795)に廃止されている。木簡の一次利用と二次利用にはあまり時期差が考えにくいことから、一次文書は東国防人が復活してから廃止されるまでの天平神護2年から延暦14年までの間のものとみるのが穏当で、延暦8年を大きく遡らない時期のものと考えられる。従って、本木簡にみえる小長□部ら3名は甲斐国から新たに赴任した防人ではなく、旧防人として九州に長期間逃げ留まっていた甲斐国の出身者で、再び徴発され任に赴かざるをえなくなった防人を示している。

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