文化遺産オンライン

松例祭の大松明行事

しょうれいさいのおおたいまつぎょうじ

概要

松例祭の大松明行事

しょうれいさいのおおたいまつぎょうじ

無形民俗文化財 / 東北

指定年月日:20140310
保護団体名:松例祭保存会
公開日:毎年12月31日、1月1日(指定当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)

重要無形民俗文化財

本件は、山形県鶴岡市に鎮座する出羽三山神社で12月31日から1月1日にかけて行われる行事を中心とし、歳夜祭とも呼ばれる。この行事は羽黒修験の冬の峰の結願の行事として行われてきたもので、現在では手向地区の若者達によって担われている。
12月30日には手向地区の若者が神社に集まり「位上方」と「先途方」 に分かれて二本の大松明を作る「大松明まるき」が行われる。翌31日は手向地区の若者達によって「庭上」と呼ばれる神社境内や「補屋」と呼ばれる建物の中で、賜酒や綱さばきなどの儀礼が行われる。夜11時過ぎには庭上で上下に分かれた若者によって大松明引きが行われ、その勝ち負けと大松明の燃え具合によって翌年の豊作や豊漁を占う。この後、庭上では国分神事や新たな年の火をきり出す火の打替が行われて、新年を迎える行事が終了する。。(※解説は指定当時のものをもとにしています)

関連作品

チェックした関連作品の検索