許由巣父図屏風 きょゆうそうほずびょうぶ 

絵画 

曾我蕭白筆
江戸時代 18世紀
紙本墨画
縦156.7 横166.0
2曲1隻

個性的な画風で注目される江戸中期の絵師、曾我蕭白の注目作品。中国古代の堯帝が許由の噂を聞いて彼に帝位を譲ろうと申し出るが、許由は、「汚らわしいことを聞いた」と潁水の流れで耳を洗い、同じ申し出を受けた巣父は、許由が耳を洗うのを見て「汚れた水を牛に飲ませるわけにはいかぬ」と牛を引き返させたという。野卑な人物の表情、独特の目つき、画面のほとんどをうめつくす圧倒的な描写、明暗の強いコントラストが生み出す幻想的なムードは蕭白特有で、強烈な印象を観るものに与える。一方で、極細の墨描や繊細なグラデーションなど細部描写は、抜群にすぐれている。蕭白30~33歳頃の作と推定される。数少ない最初期の力作として貴重。

作品所在地の地図

関連リンク

許由巣父図屏風チェックした作品をもとに関連する作品を探す

許由巣父図
許由巣父図

曾我蕭白

見立許由巣父図
見立許由巣父図

川又常正筆

許由巣父図屏風
許由巣父図屏風

久隅守景筆

倣曾我蕭白山水図屏風
松に孔雀図
松に孔雀図

曾我蕭白

ページトップへ