唐物茶壺 銘 松花 からものちゃつぼ めい しょうか

工芸  陶磁 /    / 中国 

南宋-元/13世紀-14世紀
高38.6
一口

 一般にルソン壺と称されているタイプの茶壺である。ルソン壺とは、桃山時代末期にルソン島からこの種の壺が大量に輸入されたのに由来する。しかし、これ以前に同種の壺は大量に輸入されていた。広東省を中心に中国南部で作られた壺である。十四世紀初め頃に葉茶の容器に転用され始め珍重されてきた。室町後期に「草庵の茶の湯」が盛んになると茶室内で観賞されるようになり、さらに信長・秀吉の時代には書院の飾り道具にも用いられた。「松花」は現存する茶壺の中で最も頻繁に茶会記や戦記などの記録に登場する。室町幕府の管領・斯波氏-村田珠光-宗琳-誉田屋宗宅-北向道陳-織田信長-信忠-豊臣秀吉-秀次-油屋大小路次郎左衛門-徳川家康-初代義直と伝来した。『玩貨名物記』所載。

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