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少女・雪子十一歳

概要

少女・雪子十一歳

絵画 / 油彩画 / 明治 / 日本

黒田清輝

くろだせいき

1899年

油彩・板

33.5 x 24.2cm

モデルの雪子は黒田の姪にあたり、橋口家に嫁いだ姉千賀の次女である。子供には恵まれなかった清輝夫妻には大層可愛がられたようで、この頃の『黒田日記』にもよく登場する。戸外の緑を背景に、目鼻立ちのくっきりした少女の顔を、速筆で明快にとらえている。第4回白馬会展に発表され好評を博した。小品だが、黒田の人物画中でも佳品のひとつにあげうる。照子夫人方の姪を描いた《もるる日影》と好一対をなしている。

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キーワード

黒田 / 清輝 / / 白馬

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