南蛮屏風 なんばんびょうぶ

歴史資料  絵図・地図 / 安土・桃山 / 日本 

狩野内膳筆
かのうないぜん
桃山時代
紙本金地著色
各154.5×363.2cm
池長孟コレクション

 左隻は奇妙な異国建築をバックに、帆を張った南蛮船が出港する場面。右隻は日本での貿易品荷揚(あ)げ、カピタンの行列と出迎える宣教師たちを描いている。あざやかな色彩と、細部にわたる入念な描写は、70点ほど現存する南蛮屏風の中でも最もすぐれた遺品といえる。各隻に「狩野内膳筆」の款記と「内膳」白文方郭(ほうかく)壺印がある。内膳(1570~1616年)は摂津伊丹城主・荒木村重の家臣の子。主家が織田信長に滅ぼされたため、狩野松栄(しょうえい)について画家となり、のち豊臣家のお抱え絵師になった。秀吉7回忌の祭礼を描いた豊国祭礼図屏風(京都・豊国神社蔵)はその代表作。南蛮屏風はほかにも何点か残しており、内膳得意のテーマであったらしい。

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