忠臣蔵七段目謀酔之段 ちゅうしんぐらななだんめぼうすいのだん

絵画  日本画 / 江戸 / 日本 

鳥居清忠筆
とりいきよただ
江戸時代/寛延2年(1749)ごろ
紙本著色
58.5×89.1cm
池長孟コレクション

 「仮名手本忠臣蔵」の七段目が演じられている芝居小屋の内景。線遠近法を強調した浮世絵である「浮絵(うきえ)」のスタイルで作図された劇場図のひとつで、遊興する大星由良之助をはじめとする役者への関心より、むしろ透視図的効果や観客の多様な風俗を描くことを絵師はねらっている。障子に映った人影のシルエットの表現は、画中に人工的光源の存在を錯視させるとともに、影絵を使った当時の演出を推定させる画証資料ともなっている。右前景にこの「絵画」の中から「出て来よう」とする観客が描かれ、平面を奥深い三次元的空間として再現させる効果をもつ。鳥居清忠は初期浮絵の中心的絵師。本図は寛延2年(1749)5月の芝居を描いていると推定される。

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