青磁香炉 銘 千鳥 せいじこうろ めい ちどり

工芸  陶磁 /  / 中国 

南宋/13世紀
高6.4 口径9.1
一口

 中国龍泉窯産の砧青磁の香炉で、胴に三段の横筋が廻り、三つの足が浮き上がっている。この足が浮き上がった姿の香炉を、千鳥が片足をあげるしぐさに例えて「千鳥形」と呼んでおり、本品はこの手の本歌(ほんか)と目されている。石川五右衛門が秀吉の寝所に忍び込んだ時、この香炉の蓋につけられた千鳥が啼いたため捕えられたという伝説がある。その千鳥の鈕は後藤祐乗の作と伝えられ、明時代の堆朱輪花形の台が添えられている。『古今名物類聚』をはじめとする名物記には武野紹鴎所持として、のちに秀吉、家康と伝来し、家康の歿後、駿府御分物として初代義直に分与された。

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