那智瀑布図 なちばくふず

絵画  日本画 / 江戸 / 日本  近畿 

桑山玉洲 (1746-1799)
くわやまぎょくしゅう
江戸時代中期
紙本淡彩
縦121.3cm,横34.9cm
1幅

 桑山玉洲(1746~99)は、和歌浦で廻船業を営む家に生まれ、はじめ独学で沈南蘋の写生を学び、のちに京の池大雅(1723~76)にも学んだという。高芙蓉(1722~84)や木村蒹葭堂など、京坂の文人らと親交を深めたほか、画論家としても有名で、『玉洲画趣』や『絵事鄙言』などの著作を残している。本品は、寛政5年(1793)の熊野来訪の経験をもとに、那智滝の周辺と原始林を彼の真景論にしたがって描いたものと思われ、この地域の湿潤な気候さえも感じ取ることのできる優品である。

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