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赤地七宝に八ツ手文唐織

あかじ しっぽうにやつでもんからおり

概要

赤地七宝に八ツ手文唐織

あかじ しっぽうにやつでもんからおり

染織 / 工芸品 / 江戸 / 日本

江戸/17世紀

丈148.5 総裄142.4

一領

 唐織は、能装束を代表する最も絢爛豪華な装束で、主として女役の表着として使用される。紅色の入った作品は紅入(いろいり)といって若い女役に、紅色を加えない作品は紅無(いろなし)といって年長けた女役に使用される。唐織という名称は、能装束の分類名称のひとつであると同時に、織物としての名称でもあり、絹の生糸を用いた綾織りの地に、数色に染めた練糸や金銀糸を刺繍のように浮き織りにして、華やかな文様を織りだした極めて厚手の織物の総称である。

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