織田信長像 おだのぶながぞう

歴史資料  絵図・地図 / 安土・桃山 / 日本 

古渓宗陳賛
こけいそうちん
桃山時代/天正11年(1583)
絹本著色
73.3×36.8cm
池長孟コレクション
重要文化財

 近世の幕を開いた稀代の武将・織田信長(1534~1582年)はまた、時代の最先端をいく「異端の風流人」でもあった。仏教を排斥(はいせき)しキリスト教を保護した信長は、南蛮渡来の珍奇なものを好み、西洋からの新文化の良き理解者であった。彼の異国趣味は、次代に来る南蛮文化隆盛の先駆をなしたものといえる。
 この画像は、信長が安土城内に建てた摠見寺(そうけんじ)の伝来。華奢(きゃしゃ)な体躯でひげ少なく、やや憂鬱(ゆううつ)な面影を有していたという信長の姿をしのばせる。上部の賛者は大徳寺第117世住持で、のち信長の菩提寺・大徳寺総見院の開山にもなった古渓宗陳(こけいそうちん・1532~1597年)。年記から見て、信長1周忌のための画像かと推測される。

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