桃に鹿図・巌浪双鶴図 ももにしかず・がんろうそうかくず

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絵画  日本画 / 江戸 / 日本 

広渡湖秀筆
ひろわたりこしゅう
江戸時代
紙本著色
各111.2×47.0cm

 広渡(ひろわたり)姓で巖斐湖秀を名のる画家は、2人いたらしい。従来知られた長崎の御用絵師のほかに、もう一人江戸で没した湖秀(1766~1820年)がおり、原田博二氏が墓碑を発見されて存在が明らかになった。両者の関係は謎だが、本図は画風から後者の作品と判断される。
 碑銘によれば彼もまた長崎出身で、京都を経て江戸へ移住。柏木如亭(じょてい)や市河米庵らと交友があった。長崎仕込みのアクの強い唐絵(からえ)を和様化させ、京都で流行の円山(まるやま)四条派の穏(おだ)やかな画風を取り入れて、独特のスタイルを作り上げている。鶴や鹿のとぼけた表情や、波の飛沫をあらわす胡粉吹きがおもしろい。各図に「巖斐」の款記と「廣渡儀印」「巖斐」の白文方印がある。

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