新緑の頃

油彩画 

太田喜二郎 (1883-1951)
オオタ、キジロウ
明治44年/1911
油彩・キャンバス・額・1面
87.4×100.2

34
太田喜二郎
OTA, Kijiro
1883−1951


新緑の頃
Season of freshgreens
1912年頃
油彩・キャンヴァス
87.4×100.2cm
東京国立近代美術館所蔵


京都に生まれる。1903年東京美術学校に入学し,黒田清輝に学んだ。1908年渡欧し,ベルギーのガン市立美術学校に入るとともに,エミール・クラウスにも師事し,1913年帰国した。1914年の東京大正博覧会に<赤き日傘>を発表して二等賞を受け,画壇へ華々しく登場しながら,その後は京都に帰って画室を構え,京都の山水や田園風物をしきりに描いた。明るい点描風の作品を次々と発表し,1914年の第8回文展の<麦刈>,<帰路>,<子守>で二等賞,1915年の第9回文展の<薪>,<少女>,<曖き日>で二等賞,1916年の第10回文展の<桑摘み>,<夏の朝>では文展推薦となるが,この翌年頃を境に画風そのものは点描風なものから写実的な印象主義へと次第に変化していった。この作品は1912年頃の滞欧時の作といわれるが,足かけ6年に及ぶ留学で修得した画風を良く示している。帝展,新文展,日展審査員を勤めると同時に,早くから光風会会員としても活躍した。1917年以降京都市立絵画専門学校,1950年からは京都学芸大学で教壇に立つ一方,1934年には紫野洋画研究所を創設するなど,関西洋画壇にあって後進の指導にも大いに力をそそいだ。

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