住吉社図蒔絵螺鈿鮫皮貼り鞍袋形洋箱 すみよしやしろずまきえらでんさめかわばりくらぶくろがたようばこ

工芸  漆工 / 安土・桃山  江戸 / 日本 

桃山時代~江戸時代初期
高さ18.0cm  48.0×55.0cm

 螺鈿と黒漆によって碁盤(ごばん)縞にした周縁をもつ四つ葉形の窓を、大きく蓋表に配し、中に住吉神社の意匠を金平蒔絵(ひらまきえ)と螺鈿で表現した洋箱。木製のトランクというべきもの。反(そり)橋と鳥居、社殿を中央に置き、水鳥、鶴、松などを装飾した雅趣あふれる伝統的意匠だが、高度な技術で張った鮫皮(さめがわ)(実際はエイの皮)や、側面を埋める花鳥の意匠構成は、ヨーロッパ人の好みを取り入れた輸出漆工特有の濃密さを示す。もとは、左右に提手(さげて)があり、正面にも鍵(かぎ)がかかる錠(じょう)金具があったらしい。鮫皮の装飾は17世紀初期に好まれたらしく、金銀平蒔絵と併用してよく用いられた。本器の蓋裏には、金銀の平蒔絵で池畔に羽をやすめる鷺(さぎ)文が装飾されている。

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