朝もや

日本画 

川合玉堂 (1873-1957)
カワイ、ギョクドウ
昭和13年/1938
彩色・絹本・軸・1幅
86.5×118.3
左下に落款、印章
9回戊辰会展 東京、日本橋三越 1938

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川合玉堂(かわいぎょくどう)(1873−1957)
KAWAI,Gyokudo
朝もや
Morning Mist
1938(昭和13)年
絹本彩色・軸装 86.5×118.3㎝
第9回戊辰会(日本橋三越)

川合玉堂は愛知県に生まれ、はじめ京都で円山・四条派の幸野楳嶺(こうのばいれい)らに師事した後、上京
して狩野派の橋本雅邦に入門、1898年の日本美術院の創立に参加した。風景画の名手、玉堂中期の代表作に数えられるこの作品は、取材のために何度か訪れた近江地方の街道風景に基づくとされる。松並木の街道を水平にとらえ、牛車を牽く男や草屋を配した光景は、どこにでもある何気ない田園風景のように見えるが、そこには自然と調和して生きる、古来からの日本人の暮らしが懐かしさを込めて描かれているようである。

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