近畿・京都府
文化財保護法の規定による指定を受けた文化財以外の文化財で京都府の区域内に存するもののうち京都府にとって重要なものについて、その保存及び活用のため必要な措置を講じ、もって府民の文化的向上に資するとともに、我が国文化の進歩に貢献するもの。
京都府指定有形文化財(建造物)
芳春院 昭堂(呑湖閣) 京都市北区紫野大徳寺町55番地 芳春院
芳春院は大徳寺にある加賀前田家の菩提所で、昭堂(呑湖閣)は望楼風の上層を持つ、他に例のない建物で、歴史的にも大変貴重。
京都府指定有形文化財(美術工芸品・彫刻)
木造毘沙門天立像 宇治市木幡字正中20番地 正覚院
檜材の寄木造で玉眼を用いています。兜をかぶった若々しい面相で、鬼の上に立っています。全身に入念な彩色をほどこし、截金の状態もよく、優美で繊細な姿となっています。鎌倉時代後期に京都を中心に活躍した円派仏師の作風をよく示す作品として注目されます。
京都府指定記念物(史跡)
長者森古墳 天田郡夜久野町字高内小字麻畑
長者森古墳は、古墳時代後期(およそ1,450年前)に造られたものです。直径約23m、高さ約4.7mの円墳で、大型の両袖式横穴式石室を持ち、近畿地方の事例中でも最古級と評価できます。後期古墳のなかで、石室は旧丹波国中最大級であり、保存状態も極めて良好で、夜久野町立育英小学校内に保存されています。