本県は古代・中世において仏教が盛んであったことを反映して、仏画、仏像など仏教文化関係に優れたものが多い。また金刀比羅宮や善通寺などの社寺が文化財を集中して伝えている点も特徴の一つで、金刀比羅宮は近世以降の絵画などを多く伝承している。
記念物関係では古墳が多く、温暖な気候に恵まれていることから天然記念物に指定されている樹木も多い。
志度寺本堂の南東に位置する三間四方のお堂である。屋根は宝形造り本瓦葺で勾配は比較的緩やかで、均整のとれた外観を呈している。江戸時代初期の建築で、彫刻類にはすべて極彩色が施されなど、豪華な手法で造られている。
開法寺跡は讃岐国府跡の南西隅に位置する白鳳時代の寺院跡である。塔跡は心礎及び礎石がよく残っており、基壇は一辺12m規模で、凝灰岩切石による化粧がなされている。
金刀比羅宮奥書院上段の間の床・壁・襖などの貼付紙に、鮮やかな濃彩をもって描かれた花卉図である。明和元年、伊藤若沖の作である。