愛媛県は、瀬戸内海に面した美しい自然と風土に恵まれ、古くから中央と盛んに交流が行われた地域です。 文化財についても、四国八十八ヵ所51番札所、石手寺二王門に代表される寺社建築をはじめとする建造物や、伊予水軍の信仰の対象であった大山祗神社に奉納された武具類は、全国の国宝、重要文化財の八割を占めるなど、全国に誇れる非常に優れた文化財が数多く保存され、積極的な活用が図られています。
大正11(1922)年、旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵が、邸宅(萬翠荘)として木子七郎の設計により建設された。室内はステンドクラス、シャンデリア、大理石のマントルピースなど細部にいたるまで意匠をこらしている。
紙本金砂子の着色で縦161.5cm、横358cm、江戸時代初期の松山藩の絵師松本山雪の作。 六曲屏風一双にわたり、山水の中に高閣、高楼及び橋梁を配し、製茶作業の人々を生き生きと描写している。 山雪の遺墨中まれにみる秀作である。
瀬戸内海の島に築かれた中世から近世初頭の海城である。規模は東西約150m、南北約50m、岩礁部には、繋船設備と考えられる柱穴跡が多数見られるほか、島を取り囲む海上には、総延長700mに及ぶ石垣跡がある。