宇都宮美術館

 市制100周年を記念し、平成9年3月23日に開館した宇都宮美術館は、市の北部に広がる26ヘクタールの森のなかにあります。この広大な森では、生態系が豊かに保たれており、そのため、美術館の建物は、地下1階、地上2階の「低層型」に設計されました。建物のデザインも周囲の景観と調和するものになっています。また、展示室、講義室、図書スペース、ミュージアム・ショップ、レストランなど、来館者がご利用になる空間は、すべて1階に配置され、車椅子やベビー・カーを利用される来館者のために、できるだけ段差をなくすという配慮をしています。
 美術館活動の中心は、主に20世紀以降の美術とデザインに焦点を当てた作品の収集・保存、調査・研究、展示・公開、そして教育普及です。収蔵品は、「コレクション展」を通じて公開を行い、また、年間5本程度の「企画展」では、国内外の優れた作品や、さまざまな美術とデザインの動向を紹介しています。

収蔵作品紹介―地域と美術
 宇都宮美術館では、「地域と美術」「生活と美術」「環境と美術」を基本方針に、幅広い領域の作品を収集しています。これらの作品は、さまざまなテーマに沿って、年間3回程度の展示替えを行う「コレクション展」のなかでご覧いただけます。
 「地域と美術」では、世界、日本、そして宇都宮にゆかりのある作品の収集・展示を行っています。
このうち、「世界の美術」では、ルネ・マグリット、マルク・シャガール、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなどの20世紀を代表する巨匠を、「日本の美術」は、明治期から現在に至るそれぞれの時代を象徴する作品をご覧いただけます。また、宇都宮では版画制作が盛んだったことから、「創作版画」にも力を入れています。このほか、明治期に来日したジョルジュ・ビゴーのコレクションも充実しています。

収蔵作品紹介―生活と美術
 宇都宮美術館は、「美術」ばかりではなく、「デザイン」の領域も、収集、展示、教育普及などの美術館活動の柱にしていることが、大きな特色です。
 収集においては、「生活と美術」という基本方針に基づき、19世紀末から20世紀後半に生み出された欧米と日本のデザイン作品を収蔵し、国内でも有数のコレクションを形成しています。これには、ポスター、それ以外のグラフィック・デザイン、ならびに家具、インテリア、陶磁器、ガラス器、金属製品、染織、工業製品といったプロダクト・デザインが含まれており、収蔵品によって、近代デザインの歴史を概観することもできます。

公園・収蔵品紹介―環境と美術
 宇都宮美術館の周囲に広がる公園施設「うつのみや文化の森」は、「自然環境との調和」をテーマに、可能な限り、丘陵地の自然を活かしながら整備されました。「草の広場」は、かつての畑地であり、散策路もまた、既存の林道を活用しています。園内の林や植栽は、新たに持ち込まれたものではなく、この地に育った樹木を移植しました。
 このような環境のなかに、自然と調和する野外彫刻3点が設置されています。いずれも「環境と美術」という基本方針に沿う作品で、「草の広場」、メイン園路の「花の路」、美術館の北庭で見ることができます。
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所在地〒320-0004 宇都宮市長岡町1077番地
問い合わせ028-643-0100
代表電話番号028-643-0100
ホームページhttp://u-moa.jp/
館内案内開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日毎週月曜日、ただし祝日の場合は開館、翌日休館
祝日の翌日、ただし土曜、日曜、祝日の場合は開館
年末・年始、展示替え・メンテナンス期間
*詳しくは、宇都宮美術館ホームページをご覧ください。
交通案内●自動車をご利用の場合
東北自動車道「宇都宮インターチェンジ」から約10km、「鹿沼インターチェンジ」から約14km。
無料大駐車場、高齢者・障がい者用駐車場あり。

●鉄道・バス等をご利用の場合
JR東北新幹線「JR宇都宮駅」下車、JR宇都宮駅西口5番バス乗場から関東バス「豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館」行き終点下車(約25分)。JR宇都宮駅よりタクシーをご利用の場合は約20分。

所在地の地図

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