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世界遺産と無形文化遺産

世界遺産条約履行のための作業指針

Ⅳ 世界遺産一覧表登録資産の保全状況に係るモニタリング

IV.C 世界遺産一覧表からの登録抹消に係る手続き

192.
委員会は、世界遺産一覧表からの登録抹消に係る手続きとして、以下の手順を採択した。
a) 世界遺産一覧表への登録を決定づけた資産の特徴が失われるほど資産の状態が悪化していた場合。
b) 世界遺産資産の本来の特質が、登録推薦の時点で既に人間の行為により脅かされており、かつ、その時点で締約国によりまとめられた必要な改善措置が、予定された期間内に実施されなかった場合 ( 第116段落参照)。

193.
世界遺産一覧表登録資産の状況に深刻な劣化があった場合、又は、必要な改善措置が、予定された機関内に実施されなかった場合、当該資産を有する締約国は事務局に対して、その旨を通知すること。

194.
事務局が、そのような情報を、関係締約国以外の情報源から入手した場合は、当該締約国と協議の上、情報源及び情報の内容について可能な限り確認を行い締約国からのコメントを求める。

195.
事務局は、関係諮問機関に対して、受け取った情報に対するコメントを求める。

196.
委員会は、入手したすべての情報を審議し決定を行う。条約第13条第3項に従い、決定は出席しかつ投票した委員会メンバーの2/3以上の多数による議決で行う。この問題に関して事前に当該締約国と協議を行うまでは、委員会は登録抹消を決議することはできない。

197.
委員会決議は当事締約国に通知される。委員会は、直ちに本決議について公示する

198.
委員会の決議により、世界遺産一覧表を変更する必要がある場合は、次に発行される世界遺産一覧表更新版において変更が反映される。

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