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近畿・三重県

我が国中央部に位置する当県は、伊勢湾・熊野灘の海浜部から鈴鹿・台高山脈の山岳地帯までを含む。また、旧伊勢・伊賀・志摩3国と紀伊国東南部から成り、古来、東西文化の結節点、殊に畿内と東国をつなぐ交通の要衝として枢要な位置を占めてきた。県内には豊かで多様な自然が良好に展開し、畿内の影響と地域的な特色ある歴史風土に育まれた多くの文化財が、伊勢神宮や専修寺等の社寺をはじめ各地域に残り、活用されている。

有形文化財(建造物)
専修寺山門 津市一身田町2891

樽岸出土の石器 真宗高田派本山専修寺の重要文化財御影堂の正面に位置する五間三戸二重二階門である。入母屋造、本瓦葺、背面三間庇付。組物に三手先や三ツ斗を用いるなど天竺様的要素が強いが、和様の手法もみられる。宝永元(1704)年建立とされる。

有形文化財(考古資料)
馬形埴輪(石薬師東古墳群63号墳出土) 多気郡明和町竹川503(三重県埋蔵文化財センター)

旧北海道庁函館支庁庁舎 全長約108cm総高81cmの県内最大の馬形埴輪である。f字形鏡板・直弧文が施された鞍・馬鈴・剣菱形杏葉など多彩で写実的な馬装の飾り馬で、頭部に被り物若しくは垂らしたたてがみが表現される。製作時期は5世紀末。

名勝
二見浦 度会郡二見町江222-1ほか

羽衣の滝 五十鈴川河口より続く砂浜の東端に位置し、背後の山が海に迫り、海中には著名な夫婦岩がある。伊勢湾を隔てて、知多・渥美半島や志摩の島々を望む。平安朝以来、伊勢の名勝地として多くの歌に詠まれ、神宮参拝客・海水浴客が訪れる。