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九州・大分県

大分県には、平成17年4月現在で、国指定文化財が145件、県指定文化財が691件ある。また市町村指定文化財も2,000件以上ある。種別的には有形・無形を含め多岐にわたる。この中でも、宝塔や板碑、磨崖仏などの石造文化財が多いのが大分県の文化財の特徴といえる。

県指定有形文化財
早吸日女神社社家 大分市大字関

樽岸出土の石器 入母屋造、桁行24.98m、梁間16.48m 桟瓦葺
「小野家」は、早吸日女神社に4家あった社家の一つである。玄関には、「貝仙窟」の額が飾られている。これは、当家が収集していた貝の標本に対して、天保3年(1832)休息で立ち寄った佐伯藩主毛利高泰から賜ったものから名付けられたとされる。建物内には、祈祷の間、潔斎の間、次の間、上段の間などがあり、明和年間(1764~1771) に建築された社家の形態をよく残している。
平成16年3月30日指定

県指定有形文化財
明治橋 臼杵市野津町野津市

旧北海道庁函館支庁庁舎 時代 明治35年(1902)竣工
鋼桁橋 橋長32.5m 親柱間約39m 橋幅5.48m 橋高10.4m
土木学会の調査によると、九州で現存する明治期の鋼桁橋(鉄製の桁をのせた橋)はこの橋のみで、規模が大きく最古のものである。また、建設当初の場所に位置し、現在も歩道橋として使用されている点も評価される点である。橋を支える周囲の岩盤も強固で、石造の橋台及び橋脚とともに、近代土木遺産として貴重なものである。
平成17年3月29日指定

県指定史跡
朝日天神山古墳 日田市大字小迫

羽衣の滝 1号墳:総長59m  2号墳:総長約85m
両古墳の造営時期は、出土遺物から2号墳が6世紀前半、1号墳がこれに続くものと推定される。1号墳では、水晶製三輪玉が採集されているが、これは九州でも数例しか出土例が無く、大和政権と深い関係を持った首長の存在を示すものである。また2号墳は、日田・玖珠地方最大の前方後円墳であり、県下の後期古墳でも最大級である。
平成16年3月30日指定