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中部・静岡県

霊峰富士の山をいだく静岡県は、遠江・駿河・伊豆の3国からなり、変化に富んだ豊かな自然に恵まれています。また、陸上交通・海上交通・河川交通の要衝に位置し、古くから東西あるいは南北の文化交流に重要な役割を果たしてきました。また、源頼朝の挙兵、戦国大名今川氏の盛衰、徳川家康の駿府退隠、幕末の下田開港等、静岡県は政治の大きな舞台ともなっています。こうした風土や時代の中からじつに多彩な文化財が生れています。

県指定
吉田松陰寓寄処 下田市蓮台寺

樽岸出土の石器 アメリカのペリー艦隊を追って下田に到着した吉田松陰は、疥癬治療に立ち寄った蓮台寺の温泉で村医者村山行馬郎と知り合い、村山邸に寄宿することとなりました。二階には天井の低い隠れの間が残されています。

県指定
龍華院大猷院霊屋 掛川市掛川

旧北海道庁函館支庁庁舎 明暦2年、掛川城主北条氏重は3代将軍徳川家光(大猷院殿)の霊牌を祀るために霊廟を建立しました。しかし、文政15年の火災で焼失したため、災禍を免れた霊牌と厨子を安置する霊屋が文政5年に再建されました。

県指定
富士浅間曼荼羅図 富士宮市宮町 富士浅間大社蔵

羽衣の滝 三峰に描かれた霊峰富士山を上部におき、中央に浅間神社と湧玉池、富士川を挟んで下部に清見寺と白波が立つ海、三保の松原を描きます。街道を行く人馬、湧玉池でみそぎをする人々等、細かな描写が見られます。