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東北・山形県

山形県内にある国・県指定の文化財は、平成15年9月1日現在で、国宝5件を含め国指定 155件、県指定493件の計648件となる。県内を貫流する最上川を文化の共通基盤としながら、歴史の舞台は北から庄内・最上・村山・置賜の4地域に分かれ、縄文のビーナス「西ノ前遺跡の土偶」(最上)、平安からの名勝史跡「山寺」(村山)、杉木立の中にたたずむ「羽黒山五重塔」(庄内)、上杉家ゆかりの「洛中洛外図」(置賜)など、それぞれ特色ある文化財を有する。

県指定
旧西村山郡役所 寒河江市大字寒河江字長岡丙2707

樽岸出土の石器 明治11年、郡区編制法が公布され、幕末まで代官所のあった寒河江村南町に全国に先駆けて建築された。洋風建築のはしりで、県内で最初のものである。現在、同じ場所にある旧西村山郡会議事堂と併せて寒河江市郷土館として活用されている。

県指定
黒森歌舞伎 酒田市大字黒森

旧北海道庁函館支庁庁舎 江戸中期ころからはじめられたという歌舞伎が農民芸能として継承されている。演目は、現在「高田馬場十八番・義経千本桜」その他46演目が残されている。毎年2月15日・17日に上演され、中央に見られない素朴な古い形式をとどめている。

県指定
木造阿弥陀如来立像(本堂安置) 米沢市万世町堂森375  (善光寺)

羽衣の滝 みかえり弥陀と呼ばれ、後を振り返っている姿をし、螺髪は大きく、肉髷は低く幅広く、髪際は弧を描いている。玉眼でなく彫眼なのは古様である。面相の優しさ、横向きの姿の婉麗さは何人かの念持仏とみられ、制作は鎌倉時代後期と考えられる。