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中部・山梨県

県の歴史や文化を語る際には、日蓮と武田信玄を欠くことができない。県南西部の身延山久遠寺やその周辺には、多くの日蓮に関連する歴史資料があり、また、県東北部の塩山市周辺には、武田家の菩提寺の恵林寺や向嶽寺など多くの武田家にまつわる文化財が点在している。一方、富士山に代表されるように、本県には、多くの名勝や天然記念物が各所にあり、また、県北西部には、縄文時代後期から晩期の金生遺跡など、各時代の遺跡もある。

県指定
八田家書院 東八代郡石和町八田字大曲輪334

樽岸出土の石器 八田家は元武田家臣で、主家滅亡後は徳川氏に仕えた。現存する書院は1601年(慶長六年)の建造。全体に簡素な造りだが、よく統一され荘重な格調を保っており、江戸初期の嗜好を示す貴重な遺構である。

県指定
甲府城趾 甲府市丸の内1丁目5番地内

旧北海道庁函館支庁庁舎 舞鶴城とも呼ばれ、県内唯一の高石垣を持つ本格的な近代城郭。約55千㎡が指定・保存されている。これまでの発掘調査などから、16世紀末に豊臣政権の対徳川の前線拠点として築城が進んだことが明らかになっている。

県指定
絹本著色小山田出羽守信有(契山存心)像 都留市下谷2954 (長生寺蔵)

羽衣の滝 小山田氏は郡内地方(県東部地域)の領主で、出羽守信有は法名を契山存心と号して長生寺の開基となった。本図は優れた肖像観と卓越した表現力を見せる室町時代(16世紀)の人物画の優作である。