飯高寺 総門 はんこうじ そうもん

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 千葉県
  • 江戸中期 / 1680
  • 高麗門、銅板葺
  • 1棟
  • 千葉県匝瑳市飯高
  • 重文指定年月日:19800531
    国宝指定年月日:
  • 飯高寺
  • 重要文化財

飯高寺は天正八年(一五八〇)に開創された日蓮宗の檀林で、慶安年間に現在の伽藍が整えられた。 講堂は檀林の中心建物であり、規模が大きく、禅宗の客殿型本堂と似たような平面構成になる。 鐘楼は方一間、鼓楼は袴腰付で講堂の前方左右に建つ。 総門はかなり離れて建つ簡素な高麗門である。 近世において僧侶の学校であった檀林のうち、日蓮宗では最も古くまた格式が高く、規模も大きく、旧態をよく残した遺構として貴重であり、文化史上の価値も高い。

飯高寺 総門 はんこうじ そうもん

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