円万寺神楽 えんまんじかぐら

民俗 無形民俗文化財

  • 選定年月日:19761225
    保護団体名:円万寺神楽保存会
  • 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

東北は広く分布している山伏神楽の一種である。かつては冬期の農閑期を利用して家々の悪魔払いに出かけていたが、その家まわりをやめてから久しい。現在は九月二十五日に行われるほか、正月および春夏秋冬に鳥谷ヶ崎神社の神楽殿で鳥舞、翁舞、三番叟、八幡舞、山の神舞、岩戸舞が演じられる。これを「式六」と称している。この式六番のほかにも鞍馬、天女、鐘巻、蕨折、曽我などの曲もあり、希望によっては、部落の祭り、年祝い、新築祝い、病気全快の祝い、家の焼けた年忌などで演じられることもある。また、神楽の間に演じる狂言として、花下ろし、宝下ろし、寺渡しなどの曲が残っている。

円万寺神楽 えんまんじかぐら

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