「浜下り」木芯桐塑紙貼 「はまうり」もくしんとうそかみはり

工芸技術 その他 / 昭和以降

  • 秋山信子  (1928~)
  • あきやま のぶこ
  • 平成12 / 2000
  • 高34.0
  • 1躯
  • 文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
  • 第47回日本伝統工芸展
  • 国(文化庁)

 衣裳人形の制作技法は、木彫、桐塑(桐材の木粉と生麩糊を練り合わせた粘土状の材料)などで素地を作り、衣裳を仕立てて着せ付けたり、木目込、胡粉、彩色などで仕上げを行うものであり、幅広い内容を持っている。
 この作品の衣裳は、藍染の布を木目込んだり、銀砂子を散らすことによって、青々とした海の雰囲気を表現するよう工夫されている。旧暦3月3日、一年に一度の「女の祭」として浜辺で歌や踊りに興じ、五穀豊穣を祈願する八重山の女性の姿を題材にした作品。

「浜下り」木芯桐塑紙貼 「はまうり」もくしんとうそかみはり
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