工芸技術 その他 / 昭和以降
衣裳人形の制作技法は、木彫、桐塑(桐材の木粉と生麩糊を練り合わせた粘土状の材料)などで素地を作り、衣裳を仕立てて着せ付けたり、木目込、胡粉、彩色などで仕上げを行うものであり、幅広い内容を持っている。 この作品の衣裳は、藍染の布を木目込んだり、銀砂子を散らすことによって、青々とした海の雰囲気を表現するよう工夫されている。旧暦3月3日、一年に一度の「女の祭」として浜辺で歌や踊りに興じ、五穀豊穣を祈願する八重山の女性の姿を題材にした作品。
青衣女人
林駒夫
左近の桜
桐塑人形