妻木晩田遺跡 むきばんだいせき

史跡

  • 鳥取県
  • 米子市淀江町、西伯郡大山町
  • 指定年月日:19991222
    管理団体名:鳥取県(平21・8・27)
  • 史跡名勝天然記念物

妻木晩田遺跡は,弥生時代後期(1〜2世紀)を中心とする大規模な集落遺跡である。この地に「大山スイス村」リゾート開発が立案され,ゴルフ場建設の事前調査が平成7年から実施され,9年度までの3ケ年で大規模な弥生時代集落が明らかとなり,リゾー ト開発が中止され全面保存されることになった。
 妻木晩田遺跡は,伯著大山の西北に位置し,孝霊山を背後に,平野に面した標高約90〜150mの丘陵地にある。ここからは北側および西側への眺望が開け,淀江・米子の平野,また弓ヶ浜から島根半島までを広く見渡すことができる。淀江の平野部には、弥生時代には淡水湖である淀江の潟が形成されていた。
 集落遺跡は丘陵尾根上の複数箇所にわかれ,洞ノ原地区,妻木山地区,妻木新山地区,仙谷地区,松尾頭地区,松尾城地区,小真石清水地区に大別される。発掘調査の結果,竪穴住居384軒,掘立柱建物502棟,合計900基あまりが確かめられ,未調査部分を合わせると1000基を大きく越えるものと予想され,弥生時代の集落規模としては最大のものである。松尾頭地区では,破鏡をともなう直径6mの大型の竪穴住居と大型掘立柱建物が近接して見つかっており,妻木晩田近跡の首長層の居住区とみられる。妻木山地区でも大型の掘立柱建物が見つかっている。また掘立柱建物が集中する妻木新山地区は,倉庫が建ち並ぶ貯蔵空間であったらしい。貯蔵施設としては袋状になった貯蔵穴も数多い。また洞ノ原地区の平野に面する西端には,2重の環濠をめぐらし径約75mの区画をもうけ,なかに狼煙場や物見櫓とみられる建物があり,遺跡の西方を見張る施設が設けられていた。内部からは30個ほどの投弾も見つ…

妻木晩田遺跡 むきばんだいせき

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