工芸品 染織
稲妻と菊牡丹文様を表した袖無し陣羽織で、江戸時代後期の様式化された形態を示す。表地の紫と金色の鋭く曲折した稲妻のような文様は豪快で勇ましく、ヴィジュアル・インパクトを強調したデザインである。陣羽織の特徴である明快なコントラストの極度な誇張、大型サイズであることから、歌舞伎などの芸能に登場する武家役が着用したものであったと思われる。旧カネボウコレクション2202-2
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吉祥文様 陣羽織
不動明王模様鹿革 陣羽織
蜻蛉模様刺繍 陣羽織