大野岳タイワンツバメシジミ繁殖地
おおのだけたいわんつばめしじみはんしょくち
天然記念物 動物
- 佐賀県
- 大野岳(424.0m)の山頂近くは広大な平坦地となっており、この平坦地は、昭和30年代まで役牛飼育の牧草採取のための原野として利用されていた。1969年(昭和44)に山頂南東部と斜面を中心に生活環境保全林整備事業により自然公園として整備され、さらに1996年(平成8)には道路改良などを含め山頂南西部が整備され、現在も自然公園として活用されている。
繁殖地の形状は北西から南東に向かって緩やかに傾斜した尾根状となっており、尾根の両側も傾斜地となっている。北西部分には整備事業による円錐台の展望台が造成されており、繁殖地内全体は、低木(高さ2m以下)から中木(高さ2~5m)を中心に林となっている。地表面は草本植物が繁茂している。
- 佐賀県伊万里市南波多町原屋敷字夫婦石1120番77
- 伊万里市指定
指定年月日:20170801
- 原屋敷区
- 記念物