太刀 たち

工芸品 その他 / 鎌倉

  • 長船真長
  • 鎌倉時代・嘉元3年(1305)
  • 1口
  • 銘文:銘 備前国長船住人平真長造/嘉元三年十月日

真長は、長船(おさふね)長光の門人とされる刀工です。長光に比べ、直刃(すぐは)の穏やかな刃文(はもん)を焼いた作品が多く、この太刀も直刃に、小丁子(こちょうじ)や小互(こぐ)の目(め)が交じり、刃縁(はぶち)が締まって冴えています。銘も貴重で、長光は藤原姓とされていますが、この太刀より真長は平姓を名乗ったことがわかります。

太刀

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