絵画 日本画 / 明治
風神雷神は俵屋宗達より琳派の好画題となり、以後多くの画家に描かれた。宗達を私淑した紫紅も明治44年に巽画会で発表しており、本作はその関連作であろうか。輪郭線の先頭は、筆が強く打ち込まれ次第に細くなるような描法で、雷神の力感や躍動感を表現し、薄墨によるたらしこみは雨雲の動きを感じさせる。
風神雷神
今村紫紅筆
風神雷神図襖
鈴木其一
橋本雅邦