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巻首に「薬師寺印」の朱円印、紙背に「薬師寺金堂」の黒印が捺してあり、もと薬師寺に伝えられていたので『薬師寺経』と称される。また古くからの伝承によれば、筆者を空海の書道の師という朝野魚養とし、『魚養経』とも呼ばれる。現在、薬師寺には三十七巻、藤田美術館には三百八十七巻と多数の経巻が存している。
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紙本墨書大般若経巻第二百七
大般若波羅蜜多経巻第五百三十二(七寺経)
大般若波羅蜜多経巻第二百二十八(七寺経)