市松人形 イチマツニンギョウ

明治

  • 明治時代・19世紀
  • 高74cm
  • 1躯

明治十年頃、男子誕生を祝って贈られた大型の人形。このように、頭部と手足の一部のみを胡粉塗の桐塑(とうそ)(桐のおがくずに糊を加えた粘土状のもの)とし、胴体をぬいぐるみのように柔らかな素材にして、着せ替えができるようにした人形を、市松人形と呼んでいる。男子の祖父は、宮内省(宮内庁の前身)に勤務していたという。

市松人形

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