ふき

日本画 絵画

  • 平福百穂  (1877-1933)
  • ひらふくひゃくすい
  • 制作年不詳
  • 紙本墨画淡彩、屏風二曲一双
  • 166.2×166.6

『ふき』は瀑布を背景に、大きなふきの葉と飛燕をあしらった大胆な意匠が印象的な作品です。本物のふきの葉と茎に青みを帯びた墨を塗り、画面に押し付けて写し取る「ふき刷り」という珍しい手法が用いられています。写生から装飾性を打ち出したものまで、絶えず新たな手法を取り入れていった百穂の斬新な一面が示された作品といえるでしょう。

ふき
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