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二股温泉の石灰華

ふたまたおんせんのせっかいか

概要

二股温泉の石灰華

ふたまたおんせんのせっかいか

地質鉱物 / 北海道

北海道

長万部町字大峯30番地 ほか

JR二股駅より10㎞、二股ラジウム温泉に隣接、長万部町教育委員会 01377-2-2748。

北海道指定天然記念物

・二股温泉の石灰華、いわゆる湯の華は、温泉中に多量に含まれた炭酸石灰成分が、温泉の地方湧出によって温度・圧力が低下し、水分も多少蒸発して沈殿したものです。
・沈殿物は、堆積したり、あるいは鍾乳洞のように垂れ下がったり、種々の奇形を呈しています。また、その沈殿速度が大変速いので、わすか半月で様々な型の置物ができあがります。
・長さ約400メートル、幅約200メートル、厚さ最大25メートルで、段丘上の丘をつくるこの石灰華の規模は、世界においてもアメリカのイエローストーン、マンモス・ホットスプリングの石灰華の他に例がなく、学術的に非常に貴重なものです。

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キーワード

石灰 / メートル / 沈殿 / 温泉

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