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旧佐藤家住宅(宮城県角田市高倉)

さとうけじゅうたく

概要

旧佐藤家住宅(宮城県角田市高倉)

さとうけじゅうたく

住居建築 / 江戸 / 東北 / 宮城県

宮城県

江戸後期/1751-1829

桁行14.9m、梁間7.8m、寄棟造、茅葺

1棟

宮城県角田市高倉字寺前50番地高蔵寺境内

重文指定年月日:19710813
国宝指定年月日:

角田市

重要文化財

旧仙台藩領内にある中型農家で一八世紀中頃から後半頃の建設と推定される。建物は幅一六メートル、奥行一〇メートルの直屋で屋根は寄棟造、茅葺である。
 間取りはいわゆる「三間取り広間型」で、これは当時の農家の基本的な間取りの一つである。 全体の約四割を占める土間には丸味のある太い柱が対になって六本立ち、古式で明快な梁組がみられる。
 なお、この家は佐藤家の新築計画にともない、地元角田市が同氏より寄贈を受けた。 市内の適当な場所に移建し保護活用される予定である。

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