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六座念仏の称念仏踊

ろくざねんぶつのとなえねんぶつおどり

概要

六座念仏の称念仏踊

ろくざねんぶつのとなえねんぶつおどり

無形民俗文化財 / 関東

選定年月日:19751208
保護団体名:印西町武西念仏踊

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 千葉県印旙郡印西町武西の念仏講の男女によって伝承されている芸能で、正月十六日(鉦越し念仏)、二月十五日(天道念仏)、三月彼岸中日(彼岸念仏)、六月二十五日(虫送り念仏)、八月十三日(棚念仏)、八月十六日(施餓鬼念仏)、九月彼岸中日(彼岸念仏)、十二月十六日(鉦伏せ念仏)に行なわれる。
 六座念仏は太鼓を打ちながら念仏を唱えるが、これの間に鉦と太鼓が円陣の中に入り、囃子を奏するにつれて、念仏を唱えながら参加した老若男女が輪になって踊躍する。これが称念仏踊りであるが、寺の行事としての念仏が庶民の中に根を下ろし、さらに農村の民俗として生きて伝えられているところに特色がみられる。

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