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蔓橋の製作工程

かずらばしのせいさくこうてい

概要

蔓橋の製作工程

かずらばしのせいさくこうてい

無形民俗文化財 / 中国・四国

選定年月日:19541101
保護団体名:特定せず
記録:『蔓橋の製作工程・「どぶね」の製作工程・「ともど」の製作工程(無形の民俗資料記録第1集)』(文化財保護委員会・昭和37年)
映像:『祖谷のかずら橋』(企画歴博・協力文化庁・制作東京シネ・ビデオ・平成2年度)
※この製作工程に関わる橋は、昭和30年2月3日に「祖谷の蔓橋」として重要有形民俗文化財に指定されている。

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

シラクチカズラという、強靱かつ柔軟な蔓の橋を製作するものである。現在3か年ごとに造り替えが行われており、12月頃に採取したシラクチカズラを用いて行われる。両岸に支点となる木を立て、敷綱や欄干綱を張り渡し、次に敷綱に丸太を編みつけた後、両岸に立てたブチキから橋を吊る。(※解説は選択当時のものをもとにしています)

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