文化遺産オンライン

長久手古戦場
 附 御旗山
 首塚
 色金山

ながくてこせんじょうつけたりみはたやま くびづか いろがねやま

概要

長久手古戦場
 附 御旗山
 首塚
 色金山

ながくてこせんじょうつけたりみはたやま くびづか いろがねやま

史跡 / 中部 / 愛知県

愛知県

愛知郡長久手町

指定年月日:19390907
管理団体名:長久手町(昭15・4・9)

史跡名勝天然記念物

天正十二年小牧戰役中ノ主戰地ニシテ其ノ激戰地點ト認メラルベキハ長久手聚落ノ中心ヨリ西南方ニ亙レル丘陵地帯ナリ俚人、佛ケ根ト總ス 同年四月九日羽柴秀吉ノ先鋒池田信輝其ノ子之助及森長可等徳川家康ノ軍ト激戰セシ處ニシテ、字佛ヶ根ニハ池田信輝、其ノ南方一段低キ地點字武藏塚ニハ池田之助又其ノ西方約ニ町ヲ距テタル同字地内ニハ森長可ノ墓地アリ何レモ明和八年十二月建設右標及各家子孫ノ建設ニ係レル顯彰ノ碑石アリ 字城屋敷ハ池田方陣地ト傳ヘラレ近年迄鎧掛松ト呼バレタル老松アリシガ枯損ノ為今取除カル御旗山ハ字富士浦ニアリ高約三百尺ノ獨立ノ小山ニシテ頗ル展望ニ富メリ 頂上ニ村社富士社ノ社殿アリ 家康牙旗ヲ立テタル處ト傳ヘラル 社殿ノ傍ニハ其ノ由來ヲ記セル石標アリ
首塚ハ大字岩作字元門縣道ノ北側人家ニ圍マレタル中ニアリ高三尺東西十六尺、南北二十尺略方形ニ石垣ヲ組ミ中ニ寳永三年四月建設ノ首塚ト記セル石標及明治四十三年四月建設ノ首塚碑アリ 塚ハ高五尺バカリ上ニ松槭等ノ樹木繁茂セリ
色金山ハ首塚ノ北約一町安昌寺ノ後方ニアル丘陵ニシテ南西ノ間ニ激戰地点ヲ望見シ得ラル 丘上ニアル三個ノ自然石ハ古来牀几岩ト呼バレ家康戰況展望ノ際牀几ニ代ヘタルモノト傳ヘラル 傍ニ寳永三年建設ノ御牀机石ト記セル石標及明治四十三年四月建設ノ胡牀石記ト題スル碑アリ

関連作品

チェックした関連作品の検索