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エヒメアヤメ自生南限地帯

えひめあやめじせいなんげんちたい

概要

エヒメアヤメ自生南限地帯

えひめあやめじせいなんげんちたい

天然記念物

2県以上

松山市、防府市西浦、佐賀市久保泉町、小林市

指定年月日:19251008
管理団体名:松山市(大15・4・23)

史跡名勝天然記念物

エヒメアヤメは山地のアカマツなどの疎林下に生育する,草丈15〜30cmの小型で美しい多年生草本である。朝鮮,中国(中北・北東部)を中心に,西日本で点々と遺存的に分布し,分布の南限となっている。アジア大陸と日本列島西南部の植物相を知る上で,貴重な植物である。本種は明るい場所を好む陽生植物であり,森林が発達したり,周囲の植物が繁茂すると生育できないため,十分な管理が必要である。

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